ココログのブログからお引っ越し中です。
新しい症例(from ECG-313)より、こちらにUpしております。
高速化(当社比)と広告無しが、私には魅力でした。
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70才代女性です。慢性心房細動で、(弱めの)抗凝固療法中でした。
本邦の抗凝固療法の大きな問題に、アンダードーズがあります。打撲歴があったり、硬膜下血腫歴があったりすると、ついつい弱気になって、アンダードーズしちゃうことがあるんです。ワルファリンでも、DOACsでも。
突然発症の心原性脳塞栓症で、入院管理となりました。当院初回入院です。
(3年前の洞調律時の心電図)
* パーキンソン病によるtremorで、筋電図除去困難でした。
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(今回の入院時の心電図 X day・下腿優位の右半身麻痺あり)
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(頭部MRI:入院時)
左中大脳動脈での血栓吸引術が施行されました。
ところが、X+1dayの早朝に、モニター心電図のST上昇が起きました。患者さんは、症状を訴えることが出来ません。看護判断で、12誘導心電図が記録されました。早朝カンファのために、早めに病棟に顔を出したあなたが、捕捉されました。
「(研修医の)先生、12誘導心電図を今撮りました。ご決断を(はやく指示してください!!)」
Question:主治医でも担当医でも無いんですけど、院内急変です。
どうされますか?(診断と次の行動を)
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