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Cardio2012のECGブログ-2019改

=上級医がやっている危ない心電図の見分け方= ECGにまつわる基本的な諸問題:総合診療部研修医と、ECG苦手医師のためのサイトです。

【コラム】この心電図本が、このブログを作るきっかけでした。


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 この心電図ブログを、立ち上げる直接のきっかけは、研修医から
「心電図を教えて下さいね。」と、頼まれた時でした。
 勉強会もいいけど、ブログにすれば時間の空いたときに、お互いに作れるし・読める。うん、良いアイデアと思ったんです。
 そして、目指したのは、この本でした。
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村川裕二 著:文光堂

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 心電図を勉強すると、最初はすいすいと分かるのですが、ある一定のレベルに達すると、どうしようもなく、頭打ちになります。いわゆる{頭でっかち}になるんですね。所見に与えるポイント(比重)が、わからなくなってきます。毎日心電図を読んでいる循環器医師でも、そうなります。
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 村川先生のこのシリーズは、そこをすっきりしてくれます。
『どうでもよいことが、どうでもよいと思えるようになること』
 これも、村川先生に教わりました。例えば、
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◎ QT時間は測定しない。見て、T波のおかしさを感じ取る。
◎ ST変化は、違和感を感じたら虚血を疑う。
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 シンプルですが、キモとなるメッセージが、込められています。
 もし、漠然としすぎてわからないと感じたら、少し会うのが早すぎたと、一般的心電図解説書に戻って下さい。次に会うときに、この本(達)の凄さが、感じ取れるでしょう。
 私は、ブレイクスルーしました。(卓袱台ひっくり返したみたいに)
 心電図波形自体は、そんなに出てきません。心電図の受け取り方、感じ方を指南してくれます。
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 この本の、実例12誘導心電図集を作ろう!と、恐れ多くも大胆なことを、考えて、このブログを始めております。
 むろん、多くの間違い・勘違いが、このブログにはあると思います。何回も実は、テキストを訂正しています。少しでも、村川ワールドに近づけたらな、が私の願いです。道は、恐ろしく遠いのですが。
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 ぜひ、書店で手にとって、読まれて下さい。きっと、買いたくなりますから。
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 次回で、症例も100例目となります。
 重たい(ECG/jpegが100〜200KB)ブログですm(_ _)m。
 それでも、このブログに、訪れて下さる方々に、感謝です。
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