ECG-150:97歳女性。心不全の終末期でした。
PTEGで全介助の母親を、長年ご自宅で、娘さんが お世話されていました。
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今回は、心不全に肺炎が加わり、高CO2血症の状況でした。でも、老衰と呼んであげるのが、一番納得のいく状況です。以前より、終末期はDNAR管理のお約束でした。
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病棟で、呼吸が止まり、脈も触れなくなり、瞳孔も対光反射が消失した状況で、この12誘導心電図を、記録しています。娘さんの最後のお別れの時間を、作りました。
(蘇生が前提では、もちろんこのような12誘導心電図は、記録できません)
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3年ほど前の、安定した状況の心電図は、次のようでした。