ワルファリン投与されています。
10年前にVVI-pacemakerが入っております。現在もこの心電図だとしての、研修医との会話です。
研修医Cさん:先生、高血圧学会どうでした?
指導医:Digital Hypertensionは、凄かったよ。高血圧管理は(家庭血圧測定)から、また一歩前進するね。 新患さんだね。
研修医Cさん:この患者さんは、昨日入院されています。心房細動呼吸苦の増悪での搬入です。収縮期心雑音が凄いんです。本日午後に心エコー検査です。ワルファリンをDOACに変更いかがでしょう。施設でのPT-INRコントロールは難しいと考えましたので。
指導医:(聴診しつつ)これは◎◎△△の患者さんだね。ワルファリンは変えられないよ。
研修医Cさん:え~!!なんで分かるんですか?
指導医:心電図所見と、聴診所見で分かるよ。但し、拡張期の所見だよ。重症度判定には、心エコー所見必要だけどね。
研修医Cさん:さすが、年の功ですね。
指導医:・・・まあ、ボクが研修医の頃は、毎日のように聞いてた聴診所見なんだけど、今は聞けないよね。
【Question】
心電図診断をお願いします。
上記情報を含め、想像力豊かに病態を考えて下さい。