一番多く出題されてきたのが、ジギタリスです。
だんだん出番が少なくなってますが、特徴的な副作用のために、試験に出しやすいようです。(今は、ほぼ使っていない医師もけっこう多いんです。)
心不全で頻脈性の心房細動時が、一番効果的使用ですが, こんなことは、聞いてこないだろうなあ
*ジギタリス・β遮断薬・カルシウム拮抗薬(ベラパミル/ジルチアゼム)は、徐脈化させる目的でも使用します。 ◎アリセプト・ベサコリン・ウブレチドは、副作用としての徐脈に留意します。
抗凝固薬は、ワルファリンとDOACs
*ワルファリンは、絶対的知識ですよ!
*(心房細動を持つ)機械弁術後と僧帽弁狭窄症では、ワルファリンのみが適応
*リスクの無い生体弁患者は、術後3ヶ月以降は不要だが、ここ新しいし紛らわしので、きっと試験に出ない(と思う)
*PT-INRで、ワルファリンの効果をコントロールします!
*ダビガトラン・リバーロキサバン・エドキサバン・アピキサバン
*上記は(DOACs)と呼ばれる新しい抗凝固薬。
*心房細動での心内血栓予防に使われる=脳塞栓発生の予防です。
*現在はコチラの使用が多いが、試験には未出題。
**ガトラン と 〜キサバンが、抗凝固薬なんです(>_<)。
◎PT-INR測定が不要。
◎どれも同じ効果(と割り切る)
◎納豆が食べられる(^_-)
◎ワーファリンの10倍以上の薬価(T_T)
高血圧治療に使う降圧薬の種類です。基本的に、
*カルシウム拮抗薬
*利尿剤
*RAS阻害薬(アンギオテンシンII受容体拮抗薬 と ACE阻害薬)
の、三つです。
(アンギオテンシンII受容体拮抗薬:ARB)は、長ったらしい名前だけど、2013年:午前第30問で、この名称が使われていました。
今やβ遮断薬無しに、循環器疾患の治療は出来ません(>_<)。
交感神経の頑張り過ぎから、心臓を保護しています。
あと、血圧を上げる作用のある物質として
◎レニン
◎バゾプレシン
がある事も、覚えていてね。