心室内伝導障害 と 心室内変行伝導 は、いつも訳分かんなく(・_・?)なります、その違いが。。
それを含めて、よく分かんない(・_・?) wide QRS波形に出会った時の考え方です。
いつものように、YouTubeを観ましょうね。
私のは、自分用のメモ(._.)φですから💦
https://youtube.com/watch?v=WU6C1eq1EdU&t=126s
VTでは無い前提で、、
wide QRS波形を見たら、すぐに指4本立てて、
*CRBBB
*CLBBB
*WPW(Kent束)
の鑑別を行い、分かんなかったら(・_・?)、
*心室内伝導障害(ゴミ箱?!?) を考える(>_<)。
まあ、用語の違いは学会発表等では気を付けましょう。
この違いはなんだ?みたいな問題は出ない・・ハズ💦
三環系抗うつ剤(TCA : Tricyclic Antidepressants)は、過剰摂取でNaチャネルの障害を起こす。
心筋細胞膜のNaチャネルの障害による心電図変化である。
*抗コリン作用があり、(洞性)頻脈となる。血圧上昇・散瞳・せん妄・けいれん・口内乾燥・腸蠕動低下
*右心系の心筋障害>左室心筋で、電気軸が右上方となって、aVRのR波が高くなる。
*心内伝導遅延が、QRS幅延長とQTc延長を引き起こす。
搬入時のTCA中毒患者さん。
典型的な所見が、きれいに揃っていますね。
aVRのR’波が高いのに注目です。LMT-ACSでのST上昇ではなく、R’波が高いのがポイントだよ‼️
QRS幅がまだ大きくないときに、まず(けいれん)が起きるそうです。
QRS幅がどんどんwideになるほど、不整脈死が増えてきます。
病態が悪化しました💦
Naチャネルによる(心筋内の)伝導障害の進行が、原因です。
https://litfl.com/tricyclic-overdose-sodium-channel-blocker-toxicity/
今後、このような波形を見たら、高カリウム血症だけでなく、(ひょとして、TCA中毒!?!)も考えてみましょう。
治療後の心電図です。
治療の実際は、
(心電図23)
(心電図20)
を、参考にしてね.
「かなり際どい説明になっていますので・・」
と続けるRiku先生の語り口が、素敵です(>_<)。
8:22/20.05から始まりますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=WU6C1eq1EdU&t=871s
https://med.hirosaki-u.ac.jp/~inter2/web/quiz.html#quiz05
の例題を、Riku先生が解説されています。
https://youtube.com/watch?v=WU6C1eq1EdU
の 5:30 と8:22の二箇所に解説があります。
この変な心室内伝導障害は、この説明でやっと理解出来ました。感謝です😇
https://youtube.com/watch?v=WU6C1eq1EdU
14:20/20:05より解説が始まります.
これは特殊な症例ですが、CRBBBみたいだけど変な心電図を理解できます。
こんな症例は、心エコーが変なハズですので、併せて考えて下さい。
CRTがなぜ有効となるのかも説明もあります。
何回もYouTubeで見返すことをお勧めします。(ボクはやりましたよ🧐)
Naチャネル-ブロッカーである(フレカイニド)中毒の心電図です。