https://www.youtube.com/watch?v=XDvFnztsLAs
SVT vs VTです!!
1時間越えの超大作ですね。これを一発取りするんですから、すんごい💦
まずプロローグから入りますよ。
いつものように、YouTubeを観ましょうね。
私のは、タダのメモ(._.)φですから💦
SVT vs VT
心室内変行伝導を伴うSVT と VT の鑑別Lectureです。
最初に提示される(今回の内容)スライドです。
赤枠部分を拡大しますね。
0:41/1:03:08 がタイムラインです。
https://www.youtube.com/watch?v=XDvFnztsLAs
SVT vs VTです!!
レジメンの前半部分をスライドにしました。
0:41/1:03:08 (始まりから41秒後のスライドです)
https://www.youtube.com/watch?v=XDvFnztsLAs
SVT vs VTです!!
まず、VTを強く示唆する所見です。
3:11/1:03:08
https://www.youtube.com/watch?v=XDvFnztsLAs
房室解離とCapture beat/Fusion beatは、結局同じ事象の異なる呼び名です
3:11/1:03:08
誰でも名前だけは知っている、Brugada Criteriaです。
胸部誘導のPC/NCから始まりますね。
胸部誘導のRS間隔>100msは、明らかに大きい時には役に立ちそう。ギリギリの判定は老眼に辛い(-_-;*)。
房室解離より、Capture beat/Fusion beatのほうが、ボクは分かりやすいンです(>_<)
VTらしい波形・・は、その判定に慣れていて、かつ明瞭でないと騙されることあります💦
tachycardia-from-supraventricular-tachycardia-with-aberration
よく見る(SVT vs VT)まとめの図です。Open Accessです。
Vereckei Algorithmも、それなりに有名です。
aVRでVTを判断するのが、お洒落です。
でも、なんか覚えられないボクは。。(-_-;*)
Wellens先生のVTの診断基準です。
全てのAlgorithmの元祖だと思います。
any Q at V6は、私はまだ見たことがありません💦
これだけを覚えて戦うのは、止めといてね。
房室解離時に、時々心房興奮が心室に入り込める。
このように、P’波が勝手にコチラの目に飛び込んでくる症例だと嬉しいんですけど😅
Fusion beat / Capture beat / VA dissociation
の三つが同時に見えています。
ラダーグラムに加えて、心室内での伝導イメージです。
*Fusion beat:ヒス束を通過した(刺激伝導系の興奮)と(心室の興奮)の融合QRS波形です。
*Capture beat:ヒス束を通過した(刺激伝導系の興奮)が全て(or 殆ど)のQRS波形ですね。
*VA dissociation:ヒス束まで上室性の興奮が降りて来られません💦
HRS近畿でのRiku先生の図を思い出しながら、つばみさんの図で説明してみました。
Ⅱ誘導とV5誘導の心電図です。
SVT or VT ?
その根拠は
こうちゃん先生に、ご指導頂きましたm(_ _)m。
白の両矢印は、同じ長さです。青のラインは、その真ん中です。
P rateが本当は倍ならば、少なくとも(a)と(c)にもP波が見えるはずです。でもありません。
橙色は、P rateが三倍だったらのラインです。この場合、P波の同定は難しそうです。
6拍目のCapture beat(←だと思っているけど💦)は、橙色(3)が繋がったのでしょうか?
この場合は、P rateは100bpmよりちょっと多いくらいのハズです。
Fusion beat と Capture beatは、別物なのでしょうか?
「Capture beatとは、正常伝導系の割合がとても大きなfushon beatかもしれない」
との考え方もありますよ。
VA dissociationは、慣れないと中々見えてきません。私まだ慣れてません💦
この症例でも、室房解離が見えるようになってね。(表記は、AV dissociationになってますけど)
Concordant patternです。
NC:negative concordance
PC: positive concordance
があります。
NCは、心尖部由来のVT
PCは、僧帽弁輪部からのVTです。
形容詞的使い方では、
Concordant patternです。
NC:negative concordance
右室心尖部は、心臓の前面(胸骨の裏)にあります。
胸壁からどんどん離れる興奮であり、PVC/VTはNegative Concordanceとなります。
NC:Negative Concordanceとなります。
このような波形は、SVT with aberrant conductionでは作れないんですね。
右室心尖部にペーシングリードのあるPacemakerでのpacing 波形が、このようになります。その気になって、12誘導心電図をみてね。
PC:positive concordance
SVT vs VTです!!
僧帽弁は、心臓の後方(背側)にあります。
特に僧帽弁輪側壁起源だと、PVC/VTはPositive Concordanceとなります。
僧帽弁輪部にVT/PVC起源があると、全ての胸部誘導に対して、興奮が向かいます。
PC:Positive Concordanceとなります。これもVTでしか起きえません。
(WPW syndromeのantidromic AVRTとの鑑別がムズい💦)
VT波形で、どこがQRSか分かんない(・_・?)時は、
「尖っている方がQRSだよ!!」って、不整脈専門医に教わったと話されていますよね。これ、こうちゃん先生だよね(>_<)。
7:09/1:03:08
https://www.youtube.com/watch?v=XDvFnztsLAs
SVT vs VT:前編はここまでです。